フェラーリのフェリペ・マッサは、ターン4におけるロメイン・グロージャンへのペナルティは間違っていると彼を擁護している。
グロージャンは、上位争いを繰り広げていた決勝レース30周目に、高速コーナーのターン4でアウトサイドからマッサにオーバーテイクを仕掛け、見事ポジションを上げることに成功した。
しかし、ハンガリーGPのレーススチュワードは、グロージャンがオーバーテイクする際にマシンの4輪をすべて白線の外側に落としていたとし、彼にドライブスルーペナルティを命じた。
レース後、マッサは、グロージャンの動きがペナルティには値しないと、彼を擁護する発言を行っている。
「彼が自分としたことによってペナルティを喰らったのなら、それは完全に間違っている」とマッサ。
「彼は4輪を落としていない。2輪だよ。2輪は問題ない」
ロータスのトラック・オペレーションズ・ディレクター、アラン・パーマンもマッサの意見に同意している。
「ターン4におけるマッサとの一件は、非常に厳しいものだと思う」とパーマン。
「実際にマッサがそう言ったのなら、それが本当なことに違いない」
当のグロージャンも2輪は残していたと述べ、ペナルティには納得していない。
「まだ映像を見ていないけれど、あれはいい動きだと思っていた。残念なことにスチュワードは別の見方をしたけれど」