12日にニッサン・アルティマV8スーパーカーのテストを行ったミハエル・クルムとルーカス・オルドネスが、2014年のバサースト1000kmのドライバーにラインナップされるかもしれない。
クルムとオルドネスは12日、『ニスモグローバルドライバーエクスチェンジ』プログラムの一環として、リック・ケリーとジェームス・モファットがドライブするV8ニッサンをウィンストンでドライブした。
ニッサンのモータースポーツ部門のジェネラルマネージャー、ジェフ・フィッシャーは、テストが成功に終われば、サンダウンやバサースト、サーファーズ・パラダイスなどV8選手権の耐久レースのラインナップにふたりが加わるだろうと語っている。
「このテストはニッサンにとって非常に重要だ。これは、ニスモグローバルモータースポーツプログラムの世界にV8スーパーカーとアルティマを開くということで、とてもエキサイティングなことだ」とフィッシャー。
「彼らは日本のニスモに戻って、何をしたかを報告する。また、彼らには来年オーストラリアの耐久レースに出る優位性があるはずだ」
テストを終えたクルムは、アルティマV8スーパーカーはこれまでドライブしてきたマシンと感覚が異なるが、ぜひもう一度ドライブしてみたいと語っている。
「準備はできていて、チームからはドライビングに関するすべての情報を受け取った。ただ、実際にドライブしてみると、すばらしいクルマだったよ」
「ニッサン・アルティマは、強力なパワーを持っているけどダウンフォースはあまりなくて、僕が慣れているものではなかった。ただ、想像していたよりはドライブしやすかったよ」
「多くのドライバーがバサーストやゴールドコーストで戦うことを望んでいる。僕も、将来的にこのクルマを再びドライブできる機会あればぜひしてみたいよ」