エイドリアン・スーティルは、イタリアGPの予選でメルセデスへの進路妨害を犯したとして、グリッド降格のペナルティを科せられた。
スーティルは、予選Q2で最終コーナーのパラボリカをスロー走行していたところ、後続から迫っていたルイス・ハミルトンを結果的にバックオフさせてしまった。
イタリアGPのレーススチュワードは、スーティルが故意ではなかったと認めているが、彼の動きはペナルティに相当すると判断。予選14位に終わったフォース・インディアに3グリッドの降格を言い渡した。
「スチュワードは、妨害が意図的ではないと断定したが、ドライバーは後続のマシンに注意を払う責任がある」と、声明には記されている。
この結果、スーティルは17番手に降格し、代わって予選15位〜17位のパストール・マルドナド、ポール・ディ・レスタ、エステバン・グティエレスの3人がひとつずつポジションを上げるかたちとなった。