来季からアメリカで新たにスタートするユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)の開幕戦デイトナ24時間で、ACOフランス西部自動車クラブの会長を務めるピエール・フィヨンがスタートフラッグを振ることになった。
今年6月のル・マン24時間では、2014年からアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム・シリーズが統合されてUSCCスタートすることを受けて、グランダムを創設したジム・フランスがスタートフラッグを担当していた。
同様に、来年のデイトナ24時間ではACO会長のフィヨンがスタートフラッグを担当することになった。ACOは、FIAとともにWEC世界耐久選手権のプロモーターを務めていることでも知られているが、1999年にドン・パノスとともにALMSを創設したという経緯がある。
また、同じく来年のデイトナ24時間のグランドマーシャルには、スポーツカー界のレジェンド、デイビッド・ホッブスが指名された。ホッブスはかつて、NASCARやインディカー、F1などのシリーズへの参戦したほか、デイトナ24時間、デイトナ500、インディ500、ル・マン24時間など数多くの有名レースに挑んできた。
ホッブスは、グランドマーシャルとして、エンジンスタートコールを担当することになる。