今季から全4戦で行われているアジアン・ル・マン・シリーズの最終戦、セパンのエントリーリストが発表され、第2戦富士に次ぐ11台のエントリーが明らかにされた。
LMP2クラスを頂点として行われているアジアン・ル・マン。開幕戦のインジェ以降、LMP2クラスはKCMGとOAKレーシングの2台のエントリーとなっていたが、最終戦セパンを迎え新たにGTCクラスでアストンマーチンを走らせていたクラフトレーシングが、オレカ03をエントリーさせることになった。
このオレカ03は、第3戦ズーハイでKCMGが使用していたマーフィー・プロトタイプの車両で、マーフィー・プロトタイプから技術アシストも提供される予定だという。
また、GTEクラスもこれまでチーム・タイサン・剣・エンドレスの1台のエントリーだったが、AAI-ラストラーダがポルシェをエントリーさせたことで2台の争いに。このマシンには、阪口良平が乗り込むことになっている。
クラフトレーシングはまた、この最終戦に向けてGTCクラスにアストンマーチン・バンテージを2台エントリー。GTCクラスは6台が集まっており、マカオでデビューしたAAI-ラストラーダのBMW Z4 GT3は土屋武士と谷川達也が名を連ねている。