フェリペ・マッサは、開幕戦のパフォーマンスから判断して、現状はウイリアムズが2番目に速いマシンだと考えている。
ウイリアムズは、日曜日のアルバートパークで15番手スタートのバルテッリ・ボッタスがレース中にクラッシュを喫したにもかかわらず、フェラーリに次ぐ5位でフィニッシュするなど、マルティーニカラーのFW36は非常に印象的なレースペースを披露した。
マッサは、実際のレースペースでウイリアムズがメルセデスと対抗できるのかと問われると、次のように答えた。
「それは不可能ではないよ」
「確かにマクラーレンを見れば彼らはいいレースをしているし、両方のマシンがいいポイントでフィニッシュしてチャンピオンシップをリードしている」
「だが、オーストラリアでは僕らもマクラーレンと同じようなポジションでフィニッシュできたと思っている。我々が首位に立つことだってできただろう」
「今はどんなことも可能だと思う。当面は僕らに比べてメルセデスが非常に速いだろうが、メルセデスの後ろは完全に空いている。僕らがそこにつけることもできるんだ」
マッサは、ウエット時のダウンフォースやリヤのトラクションなどFW36にはまだいくつか改善するべき点があると言いつつも、今シーズンについては楽観的に捉えている。
「正直、マシンにはかなり満足している。我々のパーフォーマンスについてもね」
「改善すべき点はまだまだ沢山ある。常に良くない点がないか探しているし、予選ではそれで多くのポジションを犠牲にしてしまったからね」
「それだけこのマシンには向上できる部分が沢山あるし、僕もそうなるように本当にプッシュしているよ」