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投稿日: 2014.05.29 00:00
更新日: 2018.02.17 00:16

全日本カートKF部門第3・4戦は朝日が2連勝


2014オートバックス全日本カート選手権KFシリーズ第3戦/第4戦
開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース 開催日:5月25日
●コース:鈴鹿サーキット国際南コース
●天候:晴れ●路面状況:ドライ
●参加台数:KF=29台

 2014年オートバックス全日本カート選手権KF部門の第2大会(第3戦・第4戦)が5月24~25日に鈴鹿サーキット国際南コースで開催された。

 ここ数年、最終戦のホストコースとなっていた鈴鹿だが、今年はシーズン序盤での開催。開催時期の変更による気候の変化が、どう影響をもたらすのか注目された。また、今大会はサポートレースで100台以上の台数が集まったこともあり、クォリファイングプラクティスまでを土曜日に消化する2日間開催とされた。レースウィークは好天に恵まれ、真夏を思わせる陽気となった。

[第3戦]朝日ターボが負け知らずの開幕3連勝!
 土曜日夕方に行われたクォリファイングプラクティスでは、Aグループで出走した阪口晴南(ART・TM・DL)がただ一人46秒台へと入れトップタイムをマーク。2番手に山川仁也(ZANARDI・TM・DL)、3番手宮田莉朋(EXPRIT・TM・DL)、4番手朝日ターボ(FA・TM・DL)とダンロップ勢がトップ4を占める。

 予選ヒートでもダンロップ勢の好調は変わらず、オープニングラップから阪口がトップを快走。その後方は2番手争いとなるが、9周目のヘアピンで2番手にあがった宮田が、その時点で1秒近くあいていた阪口との差を縮めていく。最後は阪口の直後にまで迫り、阪口、宮田の順でチェッカー。決勝で好レースが期待された。

 24周のヒート。好スタートで飛び出したのは阪口。それを宮田、朝日、山川が追う展開となる。2周目、ヘアピンで仕掛けた宮田がトップに浮上。さらに朝日も阪口をかわし2番手に浮上する。トップの宮田は、やや朝日を引き離すようにペースを上げ、7周目には0.8秒差にまで広げる。しかし、終盤に入ると朝日がその差を縮めていき、18周目の最終コーナーでインに飛び込むとトップを奪取。そのままの勢いで宮田を引き離し、セーフティーリードを広げていく。結局、最後まで宮田を近づけなかった朝日が開幕から負け知らずの3連勝を飾った。

朝日ターボ/優勝ドライバーのコメント
少し離されたときも少しずつ追いついてはいたので、自分の状態をキープしながら走っていた。プッシュしながら前に出て、自分のプラン通りの好みのレース運びができたと思う。


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