ダブルヘッダーで開催されるベライゾン・インディカー・シリーズ第6、7戦デトロイト。30日には2回のプラクティス走行が行われ、サイモン・ペジナウ(シュミット・ピーターソン・ハミルトン)がこの日のトップタイムをマークした。佐藤琢磨(AJフォイト)は、7番手と好スタートを見せている。
インディ500の興奮さめやらぬままインディカー・シリーズはデトロイトでのダブルヘッダー戦を迎えた。30日に2回のプラクティスが行われ、31日の朝にレース1の予選、午後にレース1決勝、1日の朝にレース2の予選、午後にレース2決勝が予定されている。
初日トップに立ったのは、昨年もデトロイトでキャリア初勝利を挙げているペジナウ。コースレコードを0.3秒縮め、1分17秒6502を記録した。
「レースをするには面白いコーストラックになっているよ。ターン3やターン7はパッシングするのにいい場所だね」
2番手は、エド・カーペンター・レーシングのマイク・コンウェイ。第2戦ロングビーチで勝利を挙げているコンウェイは、昨年のデトロイト第1レースで勝利、第2レースでは初ポールを獲得するなど相性の良さを見せている。
3番手は、エリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)。インディ500を制覇したライアン・ハンター-レイは、午前中のプラクティスでトップタイムをマーク。午後もタイムを伸ばし5番手となった。
佐藤琢磨は、33周を走行し1分18秒3006をマーク。7番手と好位置で初日を終えた。