フェラーリのエンジニアリングディレクター、パット・フライが、同チームは来年のマシン開発に重点を移しつつあると認めた。

 新パワーユニットが導入された2014年をトップ浮上のチャンスととらえていたフェラーリだが、今年は表彰台争いに絡むのも難しく、13戦終了時点でコンストラクターズランキング4位と低迷している。

 ホームグランプリのイタリアでも、フェルナンド・アロンソがERSトラブルでリタイア、キミ・ライコネンが9位とフェラーリは精彩を欠いた。

 シンガポールGPを前に、フライはファクトリーの作業は来季マシンの方にシフトしつつあり、今後のグランプリで来年用のテストを行っていくと明かした。

「シーズンのこの時期には、ファクトリーの作業の重点は来年のマシンの方に移っていく」とフライはフェラーリの公式サイトにおいてコメントした。

「コース上のテストによって学べることはたくさんある。そのため来年用のテストコンポーネントや、来年への理解を深めるのに役立つF14 Tの開発を持ち込む予定だ」

本日のレースクイーン

RiOりお
2025年 / オートサロン
FIEVILLE
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    もっと見る
  • auto sport

    auto sport 2025年4月号 No.1606

    [検証]F1史上最大の番狂わせ
    ハミルトン×フェラーリ
    成功の確率

    詳細を見る