モータースポーツファンにとってはスーパーGT500クラスに参戦するKeePer TOM'S RC FでおなじみのKeePer技研株式会社は、創業30周年と東証マザーズ上場を記念して、愛知県名古屋市内のホテルでパーティーを開催した。会場には同社のサポートを受けるトムスの館信秀会長や関谷正徳監督、アンドレア・カルダレッリと平川亮の両選手に加え、中山雄一、F3でKeePer TOM'S F306を操る小河諒が駆けつけた。
パーティーは500名以上が参加する大々的なものとなり、KeePer技研の全社員も出席。谷好通代表取締役社が一代で築き上げたアットホームな社風そのままに、終始和やかな雰囲気の中で執り行われ、参加者からは笑顔が絶えることはなかった。
冒頭の谷社長の挨拶の際には、社長自身が操るインタープロトでの走行シーンと、直後の派手なスピンのシーンがスクリーン上に映し出され、会場内からは歓声と驚嘆の声が。また、トムスのメンバーと中山が登壇したトークコーナーでは、今後の活躍を誓って谷社長に記念パネルが渡されるなど、KeePer技研とモータースポーツとの結びつきが改めてアピールされることとなった。
スーパーGTではランキング5番手、F3-Nで早くもチャンピオンを獲得するなど、今シーズンもサーキットで大暴れするKeePerカラーのマシン。これまで、前年比で一度も売り上げ総利益を落としたことがないというKeePer技研の躍進と同様に、今後の活躍がますます期待される。