コース上のオーバーテイクが難しいブラジルGP。ドライバーとチームの無線交信から71周の裏側を、もう一度スタートから見てみよう。
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<LAP1>
カルロス・サインツJr.→(ドライバーからチームへ)「パワーがない」
←(チームからドライバーへ)「エンジン切ってクルマを止めてくれ」
<LAP6>
バルテリ・ボッタス←「状況は良い。後ろのクビアトを引き離している。戦略はうまくいっている」
<LAP9>
ダニエル・リカルド←「さっさとマノー勢を抜いていく必要がある」
<LAP10>
フェリペ・マッサ←「この周、ピットインだ」
<LAP13>
ニコ・ロズベルグ←「BOX、BOX、BOX。“レフトハンドマジック”を忘れるな」
<LAP18>
キミ・ライコネン←「現在4位、ボッタスとのギャップは十分だ。このスティントを少し伸ばす予定だ」
<LAP19>
ニコ・ロズベルグ←「ハミルトンは、とてもハードにプッシュしている」
<LAP21>
ルイス・ハミルトン→「今日のレースでは僕のタイヤは保たない」
<LAP24>
ルイス・ハミルトン←「デグラデーションはそれほど大きくない、我々も含めてだ」
<LAP28>
ロマン・グロージャン←「フェルスタッペンにプレッシャーをかけ続けろ」
<LAP34>
ルイス・ハミルトン←「OK、ハンマータイム! ベッテルがピットインした。すべてはここからだ。ストラット5で、あと1周だ」
<LAP42>
セバスチャン・ベッテル→「タイヤは良いから、もう少しステイアウトしよう」
ダニール・クビアト←「(パストール・マルドナドを抜いて)ナイスワークだ、ダニー」
<LAP49>
ニコ・ロズベルグ←「ハミルトンに対して3秒のマージンで安全だ。かなりのトラフィックを処理しなければならない。ハミルトンとのギャップをキープしろ」
<LAP52>
ジェンソン・バトン←「ターゲット・マイナス4」
→「ブレーキングゾーンで話しかけないでくれ! これだけ長いストレートがあるんだから、そこで話してくれ」
<LAP54>
ニコ・ヒュルケンベルグ→「すごく暗くなってきているけど、もうすぐシャワーが来るんじゃない?」
<LAP55>
ルイス・ハミルトン→「フロアにダメージを負ったと思う」
<LAP58>
ルイス・ハミルトン←「空力のデータに問題はない」
<LAP59>
セバスチャン・ベッテル→「暗くなってきているけど、天気予報は?」
←「レースの最後までドライだ」
<LAP64>
セルジオ・ペレス←「チェコ、君のペースは前のフェルスタッペンと、さらにその前のマルドナドよりも速いぞ」
<LAP65>
ダニール・クビアト←「(ヒュルケンベルグとのバトルには)クリーンに行け」
フェルナンド・アロンソ←「確実にクルマを持ち帰ってくれ」
<LAP69>
ルイス・ハミルトン→「タイヤが終わってるよ」
←「後ろのベッテルとは11秒差だから心配はない」
<チェッカー>
ニコ・ロズベルグ→「イエーイ! 素晴らしいレースだった!」
←「素晴らしかった、よくやった!」
ルイス・ハミルトン←「よくやった、2位だ。このサーキットで前についていって抜くのが、どれだけ難しいかはよくわかっていると思う」
→「みんなありがとう、素晴らしい週末だった」