イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第2戦アルゼンチンGP 予選レポート
長島は8列目から決勝へ
パウィは9列目を獲得
2018年4月7日(土)
Rd.02 アルゼンチンGP
アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンド
コンディション: ウエット
気温:20℃ 路面:21℃
アルゼンチンGPの予選を終え、 1分58秒813を記録したIDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太は、8列目23番グリッドを獲得しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは9列目27番グリッド、予選タイムは2分00秒166でした。
午前のFP3はウエットセッションになりました。IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は不安定なコンディション下でセットアップを確認する堅実な走りに集中し、長島は18番手、パウィは23番手を記録しました。
午後に行われた45分間の予選は、午前同様に難しい路面コンディションになりました。長島は懸命の走りで終盤にラップタイムを更新。パウィはセッション序盤に予選の自己ベストタイムを記録しました。
明日は、現地時間午前10時10分(日本時間午後10時10分)から20分のウォームアップ走行が行われ、決勝レースは午後1時20分にスタート。全23周で争われます。
長島哲太 (23番手 / 1’58.813 / +2.676)
「去年まで雨は得意でしたが、今年のマシンはベースセットアップがまだ決まりきっていないこともあって、濡れた路面だとまだ思い通りに走れていません。自分のライディングでアジャストできるようにトライし、明日の決勝では集中力を高め、いい結果を得られるように全力で戦います」
カイルール・イダム・パウィ (27番手 / 2’00.166 / +4.029)
「予選序盤はフロントもリアもフィーリングがよく、全体的に気持ちよく走ることができました。しかし、最後のアウティングでは昨日のようにフロントの挙動が大きくなり、ブレーキングに不安を抱えるようになりました。明日の決勝は厳しい戦いになると思いますが、いい結果を目指して最後までがんばりぬきます」
青山博一 チーム監督
「今日のようにコンディションが不安定な状況では、どのライダーも完ぺきなセットアップのマシンには乗っていないと思います。もちろん、チームはライダーにいいマシンを渡さなければいけませんが、選手自身も考え方をひと工夫できれば、セッションに対する取り組みにも変化が現れると思います。両選手ともそこは理解をしてくれているのですが、すぐに実行できるものでもないので、少し時間がかかるだろうと考えています。今は苦しい時期ですが、全員で力を合わせてがんばっていきます」