いよいよ2016年シーズン開幕! ムッシュ柴田氏によるフロム・ザ・パドックも木曜から、お送りします。まずはサインに応じる姿から、ドライバーの精神状態を占ってみたり。と、そんな大袈裟ではないんですが。話題の「あのTシャツ」も登場します。

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秋空の広がったメルボルン・アルバートパーク。年間取材パスを受け取ったばかりのカメラマンがふたり、機材を転がしながらパドックへと向かっています。

秋空といっても木曜日は最高気温34度まで上がりました。でも金曜日からは雨が降り続き、気温も20度くらいまで急降下するようです。

まだ朝早く「今日のサイン会」の時刻表を作っているところ。

非公式サイン会では、すでにダニール・クビアトくんが、せっせとサインサービス中。見るたびに、もみあげが伸びているような気がする……。

キミ・ライコネン様は、ファンの歓声に振り向きもせず、一目散にパドックへと去っていきました。昨年ずいぶんサインしてくれてたのにな〜。ミーティングに遅れそうだったのか? トイレの危機だったのか?

対照的にジェンソン・バトンは、ずいぶん遠くからのファンの呼びかけに、わざわざ歩いていってサインに応じてました。

そのあと出会った、こちらの人と親しそうにおしゃべり。トロロッソを放出されて、フェラーリのリザーブドライバーになったジャン・エリック・ベルニュです。このふたりに、どういう接点があるのか、ちょっと意外なコンビ。フランスでは「ロマン・グロージャンより、はるかに才能がある」という評価もあるほどで、ジェンソンは、そのあたりのことをコース上で感じてたんでしょうか。

ちょっと、パドックをのぞいてみましょう。

チームカラーの変わったマノー。メカニックたちはダボっとした、つなぎを着用。ブルーとオレンジのラインが、映画「栄光のル・マン」のガルフカラーを思わせるレトロな雰囲気で、悪くない。

それに比べて、いろいろな意味で話題の、こちら。このデザインは、ちょっと……。

記事にも書きましたが、フェルナンド・アロンソ、そしてジェンソン・バトンともに、かたくなに着用を拒んでいる模様。

あ、ここにも着てない人が。というか、ロン・デニスは以前からチームウェアの類いは着ません。ただし前回のマクラーレン・ホンダ時代の若かりし頃は、確か白地に赤のマールボロを着ていたような記憶が。

それにしても、報道陣がたむろしている目の前で、わざわざアロンソ相手に意味深な話しあいをする姿を見せる。こういうことロンは、よくしますね。最初は熱心に聞いてるように振舞っていたアロンソも、完全に引いてる……?

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