ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第10戦チェコGP 予選レポート
アティラプワパがチェコGP予選で8番手
鳥羽は7列目スタート
Rd.10 チェコGP/ブルノ・サーキット
2018年8月4日(土)
コンディション: ドライ
気温: 31℃ 路面: 46℃
土曜午後のチェコGP予選で、Honda Team Asiaのナカリン・アティラプワパは8番手タイムを記録。明日の決勝に向け、3列目8番グリッドを獲得しました。チームメートの鳥羽海渡は予選20番手タイム。明日のグリッドは7列目スタートになります。
午前のFP3で、鳥羽とアティラプワパはともに昨日のラップタイム更新に成功。それぞれ0.570秒と2.268秒の短縮、と大幅な前進を果たしました。
午後の予選終盤のタイムアタックで、ナカリンはうまいタイミングで参照できるグループを見つけて2分08秒885を記録。ドライコンディションでの自己ベストグリッドを獲得しました。一方、鳥羽はタイムアタックのタイミングを逸してしまい、その前に記録していた2分09秒807がベストタイムになってしまいました。
明日の日曜は、現地時間午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分のウォームアップ走行を実施。全18周で争うMoto3クラスのチェコGP決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
ナカリン・アティラプワパ(8番手 / 2’08.885 / +0.904)
「予選では最後にいいグループを見つけ、その後方についていって完璧な周回を決めることができました。チームのおかげでバイクのフィーリングも良く、マシンの挙動も非常に安定しています。今日は集中力を維持してスムーズに走ることができたので、自信も深まっています。明日はいい結果を獲得できるチャンスなので、力のかぎりがんばります」
鳥羽海渡(20番手 / 2’09.807 / +1.826)
「予選最後にアタックをできませんでしたが、その前までにいいタイムを出せていなかったために、後方グリッドからのスタートになってしまいました。単独走行でもいいペースを刻めているので、明日は序盤でどれだけ追い上げられるかが勝負です。確実にひとりずつオーバーテイクしていけば、いい位置でゴールできると思います」
青山博一 チーム監督
「海渡は、大失敗の予選になりました。他のライダーについて行こうと意識しすぎたあまり、結果的にタイムアタックをできずに20番手。今朝まではいい流れで、単独でもタイムを出せていただけに、もったいない予選になってしまいました。明日は、20番手からがんばって追い上げてほしいです。ナカリンは、今日はチームの推奨するセットアップで走ってもらって結果的に予選8番手、と今季のベストグリッドになりました。単独ではなくスリップストリームを利用した順位ですが、健闘したと思います。このスタート位置を最大限に活用して、明日はいいレースをしてほしいです」