イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第13戦サンマリノGP 決勝レポート
パウィがサンマリノGPで22位フィニッシュ
長島は転倒リタイア
Rd.13 サンマリノGP/ミサノワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリ
2018年9月09日(日)
コンディション: ドライ
気温: 26℃ 路面: 39℃
全25周で争われた2018年第13戦サンマリノGP決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィは22位のチェッカーフラッグを受けました。チームメートの長島哲太は惜しくも転倒リタイアに終わりました。
現地時間の午後12時20分(日本時間午後7時20分)に始まった決勝レースを、長島は6列目16番グリッドからスタートしました。レース中盤から徐々に調子を上げ、ポイント圏内を目指して追い上げを開始した矢先の16周目に、14コーナーで運悪く転倒を喫してしまいました。一方、9列目27番グリッドからスタートしたパウィは、フロントに十分な安心感を得ることができずに苦戦を強いられましたが、最後までガマンの走りで完走を果たしました。
第14戦アラゴンGPは、9月21日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。
カイルール・イダム・パウィ (22位 / 41’55.496 / +53.390)
「決勝レースではリアのリンクを少し変更してグリップはよくなったのですが、スタート直後からフロントがほぼ限界の状態で、思いどおりに攻めることができませんでした。結果的に厳しいレースになってしまいましたが、次のアラゴンGPではもっと高いレベルで争えるようにがんばります」
長島哲太 (DNF / 24’58.283 / +10Laps)
「燃料が減ってくるといいリズムを刻めそうな手応えがあったので、前半はおさえて走り、中盤からプッシュしはじめたときに、転倒してしまいました。決して焦っていたわけではなく、前の様子を見ていたのですが、ブレーキを離してスロットルを開けた瞬間にフロントがなくなってしまいました。自分自身も悔しいし、チームには本当に申し訳ないことをしてしまいました」
青山博一 チーム監督
「長島は燃料が減ってくると、上位陣と遜色ない1分38秒台で走れていました。その矢先の転倒なので残念ですが、それだけ攻める気持ちを持って走っていたということなので、その姿勢は評価をしてあげたいです。パウィは、マシンセットアップはこのウイークで今日が一番いい状態にまとまりましたが、ラップタイムがそれに比例していかなかったのが残念です。次のレースでも気持ちを高め、積極的に走ってほしいです」