スーパーGTの公式テストは19日、岡山国際サーキットで1日目午後のセッションが行われ、大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組WAKO’S 4CR RC Fがベストタイムをマーク。レクサス勢がトップ4を占めた。GT300クラスは31号車TOYOTA PRIUS apr GTがトップタイムとなっている。

午前のセッション後、サーキットではファンがピットレーンに入ることができるオープンピットが行われ、テストながら多くのファンが訪れたが、そのタイミングでサーキットはかなり雲が厚くなり、時折ポツポツと雨が舞った。

しかし、14時からの午後のセッションが始まる頃になると、爽やかな青空が広がりはじめ、絶好のテスト日和になっていった。コースオープンを待ちわびたかのように、多くのマシンがコースインしていった。

直後の14時8分ごろ、この日唯一となった赤旗が提示される。パイパーコーナーで、GT300クラスのRUNUP Group&DOES GT-Rがコースを外れ、イン側のグリーン上にストップ。すぐに牽引されコース復帰を果たしたため、赤旗は14時11分には解除された。

長いセッションにも関わらず、ほとんどコースアウト等のアクシデントが出ない今回の公式テストだが、その後も順調に推移。15時50分から10分間ずつ、GT300、GT500の専有走行が行われた。

この時点でベストタイムをマークしていたのはトムスの36号車レクサスRC F。次いでKeePer TOM’S RC F、DENSO KOBELCO SARD RC Fと続いていたが、専有走行でただ1台1分18秒台に入れてきたのはWAKO’S 4CR RC F。もともと岡山を得意とするルマンだが、ここでも好調なところをみせる結果となった。

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