レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンが、初ポールポジションを獲得した。ホンダにとっては2006年第3戦オーストラリアGPでのジェンソン・バトン以来、13年ぶりの快挙である。
しかし、それを成し遂げたあとも、田辺豊治テクニカルディレクターはいつものように感情を大きく表に出すことなく、「ドライバーと、クルマをしっかり仕上げてくれたチームのおかげです」と、淡々と語るだけだ。とはいえそれに対するホンダ製パワーユニット(PU/エンジン)の貢献が少ないはずはなく、そこかしこに技術者としての自負も窺えるのだった。