メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、2021年に向けてセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を起用することを“検討中”であると認め、ベッテルがチームにとって良いマーケティングの機会をもたらしてくれるだろうと認めている。
今シーズン末でのベッテルのフェラーリ離脱は、彼のF1キャリアの終わりとなる可能性がある。4度のF1世界チャンピオンであるベッテルにとって、選択肢は限られている。ルノーはダニエル・リカルドの後任を探しているが、ベッテルが2021年に勝利のチャンスがほぼないようなチームでレースをするというオファーに気を引かれるだろうと考える人はそういない。