GOLDEX Racing Project 2020ユーロフォーミュラ・オープン第2ラウンド レースレポート
GOLDEX Racing Project プレスリリース
ユーロフォーミュラ・オープンで日本チームがフランスでも勝利!
CRYPTOTOWER Racing Teamが、ポールリカールで1-2制覇達成。
全日本スーパーフォーミュラ選手権に、「GOLDEX Racing Team with B-Max」として参戦するGOLDEX株式会社(東京都品川区・代表取締役 坂本和也)は、レーシングドライバーマネジメント会社である有限会社ランブラス(東京都品川区・代表取締役 町田英明)と共に、国内外で活躍する若手ドライバーの育成と支援をテーマに「GOLDEX Racing Project」を立ち上げ様々な活動を展開しております。
GOLDEX株式会社は、2018年マカオGPで「Motopark Academy(ドイツ・オッシャースレーベン 代表 ティモ・ランプケイル)」をサポートする形でモータースポーツの世界に参入し、昨年は全日本スーパーフォーミュラ選手権にB-Max Racing Teamのメインスポンサーとして参戦。スーパーGTでも今年からCRAFTSPORTS MOTUL GT-Rのスポンサーを務め、またGOLDEX本庄モーターパークの運営に参画するなど、広くモータースポーツを応援し続けています。
また同社が手掛ける携帯通信サービス「GOLDEX mobile」が、日本国内の記念すべき初レースでもある全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権開幕戦で、ラウンドパートナーに就任し、開幕戦は「GOLDEX mobile 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」として開催されることが決定しております。
さらに欧州と日本のモータースポーツを繋ぐため、2020年度ユーロフォーミュラ・オープン選手権に「CRYPTOTOWER Racing Team」として、3台体制で参戦しております。同チームは、「GOLDEX Racing Project」代表である坂本和也がオーナーとなり、プロジェクトマネージャーの町田英明がエントラント代表を務めます。
日本チームが同選手権に参戦するのはシリーズの歴史始まって以来のこととなります。ここで優秀な成績を残したドライバーには、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦する「GOLDEX Racing with B-Max」のルーキーテストに招待し、次のステップへのチャンスを与える予定です。
本プロジェクトにおけるメインスポンサーの「CRYPTOTOWER」は、インドネシア企業である「PT.VISIONET DIGITAL INDONESIA社」が展開する暗号資産取引所であり、GOLDEX株式会社と共に、今季FIA-F2に参戦する佐藤万璃音を支援しているスポンサーのひとつでもあります。また、ノーズ部分とサイドのバージボードに描かれているサブスポンサーの「EIGHT COIN」は、現在取引量が増大し続けている世界的な暗号通貨です。
「CRYPTOTOWER Racing Team」は、記念すべきハンガリーでのデビューレースでイーフェイ・イェ選手がポールポジションから優勝を飾り、翌日の第2戦もポールポジションから完全制覇を達成しました。その興奮冷めやらぬまま、今回、第2ラウンドのフランス、ポールリカールで開催された第4戦、第5戦において、今度はチームとして初の1-2フィニッシュを飾ることができましたので、ここにご報告させていただきます。
FIA-F3と重なり開幕欠場したルーカス・ダナー選手が第3戦でいきなりポールポジションを獲得。0秒002という僅差で予選2番手に開幕2戦を制覇したイーフェイ・イェ選手がつけ、2台のCRYPTOTOWER Racing Teamのマシンがフロントロウを独占しました。第3戦の決勝レースはこのふたりがスタート直後に危うく接触する激しいバトルを演じたものの、イーフェイ・イェ選手が接触寸前で自らコースアウトして最悪の事態を避け、そこからトップを走るルーカス・ダナー選手を追い上げるレースとなりました。結局ミスなく走り切ったルーカス・ダナー選手が優勝し、イーフェイ・イェ選手が2位入賞を果たし、CRYPTOTOWER Racing Teamが初の1-2フィニッシュを飾りました。
続く第4戦は、ポールポジションにイーフェイ・イェ選手、0.1秒差でフロントロウにルーカス・ダナー選手というグリッド。スタート直後から素晴らしい集中力を見せたイーフェイ・イェ選手が今季3勝目を飾り、ルーカス・ダナー選手は3位となりました。
チームメイトのルイ・アンドラダ選手は第3戦を予選9番手から8位完走。11位完走。第4戦では予選10番手から9位完走を果たしました。
■ルーカス・ダナー選手のコメント
「チームに加入して最初のレースだったので、2レース分のビハインドを取り戻す意味でも自分にとっての開幕戦をポール・トゥ・フィニッシュできたのは最高の気分でした。第4戦は、スタート直後の位置取りに失敗してポジションを落としてしまったのが失敗でしたが、自分なりに最後までベストを尽くして走ったので満足しています」
■イーフェイ・イェ選手のコメント
「第3戦の予選では0秒002差でポールポジションをチームメイトに奪われたのが悔しかったですが、レースではチームに初の1-2フィニッシュをプレゼントできて良かったです。結果から言えば2位と優勝で、シリーズポイントを大きく伸ばすことに成功しました。第4戦はトップに立ったあとは自分のペースで2位とのギャップをコントロールしながらタイヤをいたわって走れました。
■ルイ・アンドラダ選手のコメント
「今回も僕のマシンはセットアップが決まりきらず、チームメイトふたりに大きく差をつけられてしまいました。自信は失っていませんが、何が原因を見つけ出すため、次戦までにエンジニアとデータを解析して対策を練ることに集中したいと思っています」
●GOLDEX株式会社「GOLDEX Racing Project」代表 坂本和也のコメント
「GOLDEX Racing Projectとして、モータースポーツの世界を元気づけるために頑張って活動をしていますが、今回、チーム初の1-2フィニッシュ、そして開幕からの4連勝は、逆に僕自身が勇気づけられる結果でした。チームメイトがライバルという図式は、すでにトップチームの雰囲気ですね。若手育成からジェントルマンドライバーのサポートまで、サーキットを舞台にそれぞれが自分の人生の主役となって活躍してもらいたい、そんな想いをもって立ち上げたプロジェクトですが、日本チームがユーロフォーミュラ・オープン選手権で4連勝するなんて最高の気分です。自動車メーカーだけではなく我々プライベーターにも、F1への夢を抱く若者たちのサポートができる世界を目指したいと思っています」
●CRYPTOTOWER Racing Team代表 町田英明のコメント
「GOLDEX Racing Projectのマネージャーを任され、CRYPTOTOWER Racing Teamを立ち上げた結果、開幕戦からの4連勝を達成することができました。将来このチームから全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権や、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するドライバーが誕生することを目指していますが、そのままF1へと旅立つドライバーが出てくるかも知れません。新型コロナウィルス感染拡大防止対策のため、渡航制限が敷かれ、日本からチームの状況を確認するもどかしさやストレスも、この連勝で吹っ飛びました。ルーカス選手もイーフェイ選手も素晴らしいポテンシャルを発揮してくれたと思います。ルイは、ドライバーとしての経験なのか、マシンの問題なのかデータから検証し、次戦までに修正し、できれば1~3位独占という最高の結果をもたらして欲しいと思います。レーシングカートやF4も含め、様々なサポート体制を構築し、国内外から若手育成をしていくのが「GOLDEX Racing Project」のテーマですので、皆さん、これからもCRYPTOTOWER Racing Teamの応援よろしくお願いします」