更新日: 2021.08.22 12:46
ポルシェカレラカップジャパン2021 第5/6戦鈴鹿 予選レポート
ポルシェカレラカップジャパン2021 第5/6戦(鈴鹿)予選レポート
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社⻑:ミヒャエル・キルシュ)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップジャパン2021シリーズ第5/6戦の予選を、鈴鹿サーキット(三重県)で2021年8⽉21⽇(土)に開催しました。
天候:曇り 路面:ドライ
気温:25度 路面:28度(セッション開始時)
5月29〜30日から開催が延期されていたPCCJ第5/6戦が、8⽉21〜22⽇に鈴鹿サーキットで開催となった。そのため7月24〜25日にスポーツランドSUGOで開催された第7/8戦が先の開催となっている。鈴鹿でのPCCJ開催は2019年5月以来で今回は2年振りの鈴鹿大会。
シーズンも中盤戦に突入しており、現在プロクラスのトップは昨シーズンPCCJ史上最多となる3度目のチャンピオンに輝いた#24 近藤翼で114点、ランキング2位は2013年と2014年にPCCJ2連覇を成し遂げた#60 小河諒で110点と4点差。プロアマクラスは、昨年初代クラスチャンピオンに輝いた#25 内山清士が6戦中5勝をマークして118点でトップ。
アマクラスは、今シーズンPCCJ初参戦ながら2勝を上げている#84 Masa TAGAとベテランで1勝の#15 神取彦一郎が102点で同点となっているが勝利数で、#84 Masa TAGAがトップとなっている。
予選前日の20日(金曜)の専有走行は2回ともウエット路面となり、プロクラスは鈴鹿を得意とする#31 上村優太がトップに。プロアマクラスは#77 浜崎大、アマクラスは#84 Masa TAGAがトップタイムをマークした。
21日(土曜)、11時40分から30分間のPCCJ公式予選は曇り空が広がりいつ雨が降りだすのか分からない状態で開催された。このようなコンディションのもとでは早めにベストタイムを出しておく必要があるため、予選開始とともに12台のマシンは早々にタイムアタックを開始。まず2周目に#60 小河が2分6秒750のトップタイムをマーク。翌3周目には2分5秒590へと縮める。
それを#24 近藤、#31 上村、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 大草りきが追いかける展開となる。そして残り時間が7分を切ったところで、#60 小河が2分5秒262にタイムを更新すると、その直後に#24 近藤が2分5秒070を記録して逆転してトップに。#31 上村も2分5秒484を記録するが2人には追いつけず、#24 近藤のポールポジションが確定する。
#24 近藤は「今日は思った以上に路面が悪くタイムが伸びませんでした。でも、ポールポジションからスタートできるので、決勝でも結果をしっかりと残したいと思います」と語る。一方、2番手の#60 小河は「久しぶりの鈴鹿で、昨日まではウエット路面だったこともあり、色々と手探り状態でした。でも、いい方向性を見つけることができました」と語る。
プロアマクラスの第5戦ポールポジションを獲得したのは2分6秒720を記録した#98 IKARI。「得意の鈴鹿で結果を残せて良かったです。しかも第5-6戦とダブルポールを獲れましたので。決勝は焦らずに挑みます」と、意気込みを語る。
また、アマクラスで唯一10秒台を記録してポールポジションを獲得したのは2分10秒497の#62 Kuma。「自分でもきっちりとまとめられて納得いく走りが出来ました。決勝は雨になるかもしれないので慎重にゴールを目指します」と喜びを語る。
予選中のセカンドベストタイムで決定した第6戦の決勝グリッドは、第5戦と同じくプロクラスは#24 近藤、プロアマクラスは#98 IKARI、アマクラスは#62 Kumaがポールポジションを獲得した。
第5戦の決勝レースは21⽇(土)16時25分、第6戦は22⽇(日)の11時30分のスタート予定で、両日ともに10周もしくは30分間で競われる。なお、第5/6戦の決勝レースはポルシェジャパンのtwitterアカウント(@PorscheJP)で各日ともライブストリーミング配信される。