2021年シーズンで6年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。高速市街地サーキットを舞台に初めて開催されたサウジアラビアGPでは、狭いレイアウトなだけに、F1、併催のFIA-F2で大きなアクシデントが発生。ハースもニキータ・マゼピンが避けようのない状況でマシンに大きなダメージを負い、小松エンジニアもレイアウトに改善が必要だと考えているという。
コラム第20回は、前編・後編の2本立てでお届け。前編となる今回は、第21戦サウジアラビアGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。