フェラーリがWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスにデビューを飾るときが近づいてきている。ル・マン・ハイパーカー(LMH)規定に基づく新型車両『フェラーリ499P』の開発テストを続けている彼らは、2台/6名のドライバーラインアップをすでに発表しているが、うち4名はGTクラスから最高峰のプロトタイプへと一気にステップアップを果たすこともあり、その“経験不足”を心配する声も聞かれる。
だが、ファクトリードライバーのジェームス・カラドは、最高峰クラスでの総合優勝を目指すにあたっては、GTEプロクラスでの豊富なレース経験が有益であると考えているようだ。