F1第3戦オーストラリアGPの木曜会見パート1にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が登場したが、ここまでの2戦がリタイア、7位という結果のせいか、見るからに表情が冴えない。そんなルクレールを励ますかのように、司会者は1年前のオーストラリアGPでの圧勝ぶりから質問を始めた。しかしルクレールは、明らかにノリが悪かった。

Q:1年前のあなたはポールポジションからレースを支配し、20秒の大差をつけて勝利を収めました。あなたにとってもチームにとっても、素晴らしい瞬間でしたね。
ルクレール:確かにいい思い出だ。でも僕らが考えているのは、すでに今年のことだよ。状況は1年前とは、ずいぶん違うからね。昨年ほどよくないパフォーマンスを、これからどうやって向上させていくか。上位に返り咲くために、大規模な作業を行っているんだ。どこを改善すればいいのかもわかっている。ただ今週末に、奇跡が起こるとは思っていない。このあとバクーまで3週間空くので、できるだけ早くマシンをアップグレードしたいね。

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