F1第3戦オーストラリアGPのレース後、国際自動車連盟(FIA)の車検室で体重を測定して出てきた角田裕毅を満面の笑みで出迎えるアルファタウリの広報。しかし、角田の表情は冴えない。
その理由は、2回目の赤旗後の再スタートで、角田はライバル勢が引き起こした接触事故をかいくぐって5番手まで浮上していたからだ。直後にレースは3度目の赤旗となり、角田はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)に次ぐ、5番手でピットレーンに帰ってきた。