土曜日のモントリオールは、朝から漫ろ雨。ウエットコンディションで開始されたフリー走行3回目で、角田裕毅(アルファタウリ)は終始トップ10圏内のタイムを叩き出しながら、ジル・ビルヌーブ・サーキットを周回していた。8番手でフリー走行3回目を終えたとき、このまま雨が降り続けば、予選でも同じようなパフォーマンスが見られるかもしれないと期待していた。
ところが、その後、雨はいったん上がる。しかし、太陽が顔を覗かせるほどではなかったため、路面は濡れた状態のままで予選が開始された。さらに予選開始直後に周冠宇(アルファロメオ)がアウトラップ中にコース脇にマシンをストップしてしまったため、赤旗が出される。これで予選は7分間中断し、路面が少しずつ乾いていく。