Mスポーツ・フォード・ワールドラリーチームのチームプリンシパルであるリチャード・ミルナーは、『ラリー・フィンランド』後の4週間“サマーブレイク”がイギリスを拠点とする名門ラリーチームにとって、「リセットする」のに絶好のタイミングであると認めた。
チームのエースドライバーに、古巣復帰となるオット・タナクを迎えてWRC世界ラリー選手権の2023年シーズンに入ったMスポーツは、ここまでのところほとんどのラウンドで苦戦を強いられている。今季の残りラウンドがギリシャ、チリ、ヨーロッパ(ドイツ+チェコ+オーストリア)、ジャパンの計4つとなった今、それらのラリーで大きな追い上げを見せるために、チームはダウンタイムを過ごすための準備ができているとミルナーは語った。