2023年F1オランダGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールはリタイア、カルロス・サインツは5位だった。
スタート直後の雨を受けて、1周目にタイヤ交換を行ったルクレールは、レース序盤に6番手に順位を上げた。しかしオープニングラップにオスカー・ピアストリ(マクラーレン)と接触した際にマシンがダメージを受けており、フロントウイングは交換したものの、フロアに損傷がある状態で走り続けなければならず、ルクレールは、サインツより1周1秒遅いペースでしか走れなくなった。走行するに従って、問題が悪化していったため、最終的にチームはルクレールをリタイアさせることを決めた。