「ポルは約4秒遅いだけだったから、現実的な状況だった」
「FP4と予選があったら、おそらく違う状況になっていただろうね」
「今に到るまで、僕たちはマシンが実際にレース距離をどう走るか本当に検討がついていなかったんだ」
「どのテストでもチェックする時間がなかったから、未知の世界に入るようだった」
「でも大きな枠組みの中の計画は、2台のバイクを走行させ、できる限りデータを増やすというものだった」
16位でレースを終えたエスパルガロは、ポイント獲得に手は届かなかったものの、スミスと同様にポジティブで、カタールはオフィシャルテストの中でKTMにとって最も厳しいコースだったと語った。

「僕たちがこのコースを一番苦手としているのは間違いない」とエスパルガロは次のように語った。
「フィリップアイランド、バレンシア、マレーシア、ヘレスでこのバイクをテストして来たけれど、一番ペースが遅いのがここカタールだ」
「実はもっと悪い結果になることも予想していた」
「僕たちは1周あたりでは1.6秒(上位チームより遅かっただけ)だから、それはポジティブなことだと捉えなければ」
「ドゥカティの何人かとホンダの1人(ティト・ラバット)からは約4秒遅れでフィニッシュできたから、良いスタートだったよ」
「チームは満足しているよ。KTMは(デビュー戦で)歴史を作ったんだ。これが一番重要なことだよ」