「ビニャーレスの決断にかかっていたんだ。彼がスズキに残る可能性もあったんだ」
2009年にホンダから参戦していたドビジオーゾは、ドニントン・パークで開催されたイギリスGPで自身初の優勝を飾り、その後は2016年10月のマレーシアGPまで優勝することができなかった。
ドビジオーゾは、2011年の終わりにホンダがファクトリーチームを2台体制に縮小した際にチームから放出され、その後2012年にヤマハ・テック3で1年間過ごし、2013年にドゥカティへ移籍した。
2017年シーズン開幕戦カタールGPではドゥカティ在籍して13回目の表彰台となる2位表彰台を獲得した。
ドビジオーゾは、もしペドロサが移籍していればマルク・マルケスのチームメイトとして復帰するための道が開かれるほどにホンダ内での評価はまだ高いと考えている。
「僕がホンダとの契約に近づいた理由は、一緒にやり遂げた仕事をチームが覚えているからだよ」
「僕は21歳の未来のスターじゃないけど、彼らは僕が何をもたらす事ができるか分かっているんだ」