ヤマハのレース部門の技術開発部のトップとしてMotoGPの最前線で指揮を執った“キタさん”こと北川成人さんに、かつてサーキットで共に戦ったライダーやスタッフの中から、「印象に残った人とのエピソード」を語ってもらう本コラム。
今回はレジェンド中のレジェンド、ケニー・ロバーツとのエピソードの後編です。スクエア4を搭載した期待のニューマシン、0W54を投入して1981年シーズンの初戦に臨んだものの、いきなりのトラブル発生。ケニーとキタさんの四苦八苦は、ここからが本番だったのです……。
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