1984年の世界GP第6戦、フランスGP(ポールリカール)で押し掛け体勢に入るゼッケン1番のフレディ・スペンサー+初代ホンダNSR500。横にはこの年初めて世界チャンピオンとなるヤマハYZR500を駆るエディ・ローソンの姿がある。このレースの予選でスペンサーは乗りなれた1983年型NS500「改」とNSR500を交互に乗ってタイムアタック。結局ストレート(=アクセル全開区間)が長いポールリカールではNSR500のほうが“分がある”と判断し、見事ポール・トゥ・フィニッシュを決めてみせた。(写真/石田二郎氏)
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