16周目に早くも津田がピットに入る。同時に3コーナーで転倒があり、マシンがコース上に残ってしまったためにセーフティカー導入。津田はピットから出られなくなってしまう。
1周でセーフティカー解除。津田はコースインしたものの後方に沈んでしまうことに。さらにセーフティカーの導入で後続に差を詰められてしまった浦本が表彰台圏内から脱落。替わって渡辺一馬(Kawasaki Team GREEN)が3番手に浮上。その背後には濱原颯道(ヨシムラスズキMOTUL)がつけ、浦本は5番手に後退。その浦本は22周でピットワークを終える。
レース折り返しを過ぎ、各チームが続々とピットワークに入る。高橋は28周でピットイン。タイヤ交換せずに7秒で作業終了。すぐにコースに復帰する。
ひと通りピットワークが終わった32周。高橋は2番手に45秒と、さらに差を広げていた。野左根は2番手を保持。3番手には濱原、4番手に渡辺に替わった。
アクシデントが多発したレース前半に比べ、レース後半は淡々と周回を重ねる。

レース終盤。ペースを上げたのが渡辺。49周目に3番手浮上。
高橋は最後までトップを快走。後続に1分以上の差をつけ、6番手以下を周回遅れにして2連勝を飾った。野左根は2位でフィニッシュ。渡辺がカワサキ移籍後2戦目にしてJSB1000クラス初表彰台を獲得した。
以下、決勝順位結果。