更新日: 2017.06.04 11:38
ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第6戦イタリアGP 予選レポート
イタリアGP予選で鳥羽は暫定9列目
アティラプワパは10列目を獲得
2017年6月3日(土)
Rd.06 イタリアGP
ムジェロ・サーキット
コンディション:ドライ
気温:27℃ 路面:50℃
土曜日の午後12時35分(日本時間:午後7時35分)から40分間にわたって行われたイタリアGPの予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は1分59秒092で27番手タイム、チームメートのナカリン・アティラプワパは1分59秒720で28番手タイムを記録し、それぞれ9列目、10列目のグリッドに並ぶこととなりました。※決勝グリッドは暫定結果に基づく
FP3は、昨日の午前と同様なコンディションになりました。アティラプワパは着実に学習を進め、昨日の自己ベストタイムを1.581秒短縮しました。鳥羽も、昨日のタイムを1.037秒更新する大きな前進をみせました。
午後の予選で、両選手は3回のフリープラクティスで習得してきた内容をしっかりと発揮し、それぞれ最終ラップにセッション自己ベストタイムを更新しました。鳥羽とアティラプワパは、明日の決勝レースで一気に追い上げを狙います。
明日の日曜は、午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップセッションを実施。20周で争う決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
鳥羽海渡(27番手 / 1’59.092 / +1.916)
「ムジェロ・サーキットは難易度の高いコースで、攻略に時間がかかってしまいました。セクター3でずっと苦労をしていたのですが、予選の最後でうまく走れて、やっとコツが分かってきた気がします。明日は大きなグループでの争いになると思いますが、がんばってポジションアップを狙います」
ナカリン・アティラプワパ(28番手 / 1’59.720 / +2.544)
「今日はセクター1、特に1コーナーの攻略が進んで、進入から出口までうまく走れるようになりました。昨日から今日にかけてマシンがよくなっているので、走るたびに自信が深まっています。明日は前のグループを追いかけて少しでも上位でフィニッシュできるようにがんばります」
岡田忠之 チーム監督
「ナカリンは、単独で走ってセットアップを積み上げる取り組みがいい方向にいき、難易度が高い初体験のコースでもタイムアップにつながりました。鳥羽も後方からのスタートになってしまいましたが、明日のレースで一つでもポジションアップを目指すためには、集中力の維持が重要です。両選手とも、きっと最後までがんばって戦い抜いてくれるでしょう」