AUTOSPORTweb / Translation: AKARAG

「信じられない。土曜日はとても奇妙で、ピットを出てファーストラップでクラッシュしてしまい、『なんて朝なんだ』と思った」

「他のバイクに乗って、プッシュしていったけど、ラップタイムを見るたびにどんどん遅くなっていくんだ。そしてまたタイムが遅くなったとおもったら、(2回目のクラッシュで)バイクが走れなくなってしまった」

「(Q2では)とてもいいラップタイムを記録した。僕は誓ってターン5の縁石を超えなかった。でも縁石の上を走り続けて、縁石の端の緑の三角を通り過ぎたんだ」

「縁石のように見えたんだけど、色が塗られていなかった。でもミスをしたのは僕で、皆、『気にするな、明日は速く走れるだろう』と言ってくれた」

「僕は、『分かったよ、でも今日は1周だけだけど、明日は23周だからそう簡単にいかないな』と答えた」

ダニロ・ペトルッチ/オクト・プラマック・レーシング
ダニロ・ペトルッチ/オクト・プラマック・レーシング

■ロッシを表彰台から追い出し『殺される』と冗談を言うペトルッチ

 ペトルッチの2017年型ドゥカティでの走行には、レースウイークエンド中に行うテストも含まれているが、彼はムジェロでのものと同じ仕様のバイクに2週間前のル・マンでも乗っている。

 ペトルッチにとってMotoGPでは2回目、ドライコンディションでは初の表彰台を確保した後、彼は、地元のヒーローであるロッシを表彰台から追い出したことで「誰かに殺されるんじゃないかな?」と冗談を言った。

「これまでのレースの結果は本当に酷かったけど、でもついにこのレースではとても速く走ることができたんだ」とペトルッチ。

「先頭集団についていかなくちゃいけないと分かっていた。マーベリック、ドビ、バレンティーノの後ろで4番手だったとき、『よし、自分は4位だ、最後の周回まで待て』と思った。でもしばらくして、『自分の母国GPじゃないか、やってみろよ』て思ったんだ」

「バレンティーノを追いかけて追い抜き、その1周あとでマーベリックを抜いた。『あと残っているのは1人だけ、ドビを抜け』と思った』

「簡単じゃなかった。本当に近くまでいったけど、彼に追いついていくには僕のリヤタイヤは減り過ぎていた。だから『この調子を維持しよう』と思った」

「マーベリックが僕を抜いた時、バレンティーノは僕から少し遠くにいるかと(願って)後ろを見たら、そんなことはなかった」

「でも最後には、なんとか表彰台を獲得できた。僕にとって素晴らしい1日だったよ」

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