しかし、ドビジオーゾとマルケスとの間のギャップは少しずつ広がり、最終ラップに入るときには約3秒まで広がった。

 ドビジオーゾは背後を脅かされることなく、そのままトップでチェッカーを受け、前戦イタリアGPに続いて2連勝を達成。ドゥカティの連勝は2010年のケーシー・ストーナー以来となった。マルケスが単独2位、ペドロサが単独3位でゴール。

 序盤に遅れたロレンソが、終盤に巻き返して4位でチェッカーを受け、終盤にはチームメイト同士の争いとなったヨハン・ザルコ(ヤマハ)とジョナス・フォルガー(ヤマハ)の5番手争いをザルコが僅差で制して5位入賞。フォルガーが6位に入賞した。

 7位にアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が入賞。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は13番グリッドからスタート、8位まで挽回した。9位にエクトル・バルベラ(ドゥカティ)が続き、ロッシと同じく予選から苦戦が続いたチャンピオンシップリーダーのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は10位でチェッカーを受けた。

 カル・クロッチロウ(ホンダ)が11位、ロリス・バズ(ドゥカティ)が12位、スコット・レディング(ドゥカティ)が13位、カレル・アブラハム(ドゥカティ)が14位、ティト・ラバット(ホンダ)が15位が入賞。

 16位にアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、17位にシルバン・ギュントーリ(スズキ)、18位にポル・エスパルガロ(KTM)、19位にサム・ロウズ(アプリリア)の順で続いた。

 ペトルッチは5番手走行中の23周目に5コーナーで転倒しリタイア。ジャック・ミラー(ホンダ)は10番手走行中の14周目にコーナーで転倒しリタイア。アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)は序盤は上位につけていたが後退、8周目にマシントラブルでストップした。

 ブラドリー・スミス(KTM)は2日目のフリー走行4回目の転倒で左手小指を負傷したため、決勝レースを欠場。明日行なわれるオフィシャルテスト、引き続き行なわれるプライベートテストを欠場する予定。

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