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2017年 全日本ロード【J-GP3】第4戦

太田虎之進がトップ争いを展開し大きな成長を見せる

開催場所:ツインリンクもてぎ
開催日:6月10日~11日

 第4戦の舞台はツインリンクもてぎ。太田虎之進(ブリヂストン)は、金曜日の合同走行では徐々に調子を上げ、午後の2回目の走行では3番手につけたが、土曜日の予選で太田は11番手に沈んでしまう。
 
 ブリヂストンユーザー最上位は10番手の福嶋佑斗(ブリヂストン)と、苦戦を強いられる。予選ポールポジションを獲得したのは古市右京(DL)。以下小室旭(DL)・安村武志(DL)とフロントロウはベテラン勢が占めた。

 うす雲が広がった決勝日。古市と安村のトップ争いでレースがスタート。すぐに栗原佳祐(DL)・小室・山中琉聖(DL)・太田らを加えた大集団で混戦に突入する。

太田虎之進(WJ-FACTORY)
太田虎之進(WJ-FACTORY)

 
 トップ集団はやがて8台に絞られ、レース中盤には5台に。この中で太田は着実に順位を上げ、12周目にはトップ浮上。しかし混戦状態のなかで首位をキープすることはできない。
 
 ラスト2周でトップは古市。そのすぐ後ろで太田は、小室・伊達と接触しかかり、集団最後尾まで順位を落としてしまう。
 
 レースはそのまま古市が逃げ切って全日本初優勝。太田は最後まで健闘を見せて5位でフィニッシュした。

●山田宏(株式会社ブリヂストン モーターサイクルレーシングマネージャー)

「レースは気温24℃・路面温度38℃の好コンディションでスタートしました。レース終盤まで5台による激しいトップ争いが続き、白熱したレースになりました」

「ブリヂストンユーザーの太田選手がこのグループで一時トップを走行していたので表彰台を期待したのですが、残り2周で接触を避けようとしてポジションを落としてしまいました」

「レースはブリヂストンユーザー全員がV02のミディアムコンパウンドで戦い、タイヤは終始良好に作動していました」

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