「(レースでは)エンジンは壊れてしまった。3レースで4基壊れたんだ。何が起きているのか把握する必要がある」
「ムジェロでのイタリアGPもだ。ミスやジャンプスタートもしなかったら、最後までマシンをプッシュできたかもしれないけど、同じ問題が起きていただろう」
「とてもフラストレーションが溜まる。腹を立てているし、期待はずれだ。でもこれがレースというものだし、何が起きたのかが分かるように願っている」

エスパルガロはオースティンでのアメリカGPの土曜日でもエンジンを失っている。先週末のイタリアGPで旧スペックのエンジンを使用することをやめたが、カタルーニャGPのフリー走行3回目でまたエンジントラブルが発生してしまった。
エスパルガロは、イタリアGPで導入されたアップグレード版エンジンでも同じ問題が起きているという。
「(スペック同士の間の)違いは小さいから、いつも同じ理由でエンジンが壊れていることになる。なぜか分からないんだ」
「レースの始めはとても緊張したし、ランチタイムに仮眠もできなかった。表彰台を争うために必要なペースを自分が出せることが分かっていたからだ」
「でも最初からマシンはフリー走行3回目のように遅かった」
「フリー走行3回目では何かおかしな感じがしてマシンを止めた。プッシュもしないようにしていたが、そうしているうちにエンジンが壊れたんだ」
「でも(レースでは)もちろん止まれないから、マシンが『止まれ、十分だ』と言うまでプッシュした」
「MotoGPで常にトップにいるのはとても難しいことだけど、アプリリアではさらに難しい。それに僕たちはとても競争力があるところを見せたのに、またノーポイントだ」
「僕たちはランキングでもほとんど最下位だ。フェアじゃないよ。もっと上の順位がふさわしいはずだけど、レースとはこういうものなんだろうね」