ドビジオーゾは昨年のカタルーニャGPを7位でフィニッシュしており、優勝したバレンティーノ・ロッシとは40秒以上の差があった。ゼネラルマネージャーのルイジ・ダリーニャは今シーズンは追加の準備が効を奏したと考えている。
「バルセロナのコースは我々にとって厳しいものだと分かっていた」とダリーニャは語る。
「昨シーズン我々は非常に苦戦したが、それが最近2日間のテストを行うようになった理由だ。非常に役に立つし、マシンを良い状態に持っていける」
追い上げるロレンソ
ロレンソはカタルーニャGPでの最初の5周は首位を走行していた。しかしそこから1周半の間に順位が入れ替わり、6位まで順位を落としてしまった。
ロレンソはさらに8位まで落ちたが、最後の7周で4位まで挽回。ドビジオーゾから遅れること9秒608の差でフィニッシュした。
「初めてトップから10秒以内でフィニッシュできたから良いレースだった。でも僕は本当は優勝したいし、4位は僕が望む順位ではない」とロレンソ。
「僕たちは追い上げてきているし、僕のポテンシャルを解放するのにもっと自然なマシンが必要だ」
「僕は今、良いレースをしていて、決してこれが例外というわけではない」
