ドゥカティジャパン プレスリリース

SBK第7戦イタリア・ラウンドのレース2で、メランドリがパニガーレRで初優勝

 2017スーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦のイタリア・ラウンドが、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで開催された。

 アルバ.it レーシング-デゥカティチームのマルコ・メランドリとチャズ・デイビスは、レース1でともに優勝争いに加わったものの、最終ラップでクラッシュ。デイビスは、そのままメディカル・センターへ搬送され、レース2の欠場を余儀なくされた。

 日曜日のレース2ではメランドリがリベンジに成功、パニガーレRでのSBK初勝利をマークした。
 
 デイビスは、第3腰椎の骨折が判明するなど決して軽傷ではないが、ピットからレースを観戦。第8戦ラグナセカ・ラウンドでの復帰を目指して静養する。

レース1

アルバ.it レーシング-デゥカティチームのマルコ・メランドリとチャズ・デイビスは、終盤までトップグループを走行、激しい首位争いを展開し、地元ファンとドゥカティスタを熱狂させた。しかし、最終ラップのターン4でメランドリが転倒すると、ターン14ではデイビスまでもが転倒を喫した。

 メランドリは、すぐにマシンを起こしてレースに復帰し、15位でチェッカーを受けた。一方のデイビスは、直後を走行していたジョナサン・レイ(カワサキ)にヒットされ、そのままメディカル・センターへと搬送された。
 
 その後、胸部外傷の疑いがあると診断され、ただちにリミニに救急搬送された。CTスキャンの結果、第3腰椎骨折と判明。さらに詳しい検査では、左手親指に打撲傷があることもわかった。
 
 デイビスはレース2を欠場、第8戦ラグナセカ・ラウンド前に再検査を受けるが、それまでは休養を取り、早期回復を目指す。

レース1で転倒、メディカルセンターに搬送されたチャズ・デイビス
レース1で転倒、メディカルセンターに搬送されたチャズ・デイビス

レース1のコメント

マルコ・メランドリ(アルバ.it レーシング-デゥカティ・スーパーバイク・チーム#33)-15位

「今朝のウォームアップでは、マシンフィールがすこぶる良かったが、気温が上がるとともにサーキット・コンディションが変化して、レースでは残念ながらウォームアップほどの自信が持てなくなっていた」

「終盤、レイにオーバーテイクされた時点で、首位から0.5秒ほど遅れていた。レイとデイビスのバトルで二人に隙ができればこちらにもチャンスがあると思ったので、最終ラップはとにかく二人に喰らいついていこうと考えていた」

「だが、ターン4のターンインでブレーキを離した瞬間、フロントグリップを失った。それまでもグリップがままならなかったが、大切なところで完全にコントロールを失った」

「結果論だが、あれほどハードにプッシュしなければ良かったかもしれない。だが、過去2ラウンドはかなり苦しんだので、今日のレース展開には満足している。ここまで良い走りができているので、それが自信に繋がっている」

アーネスト・マリネッリ(スーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)

「レース1が終わって、苦々しい思いが残ってしまった。チャズとマルコの走りは、長く記憶にとどまるほどのレベルだった。ふたりとも優勝の可能性があったが、最終ラップでクラッシュしてしまった」

「マルコは明日も出場する。一方、チャズの状況が心配だ。とにかく彼には休養が必要だ。レースを戦う時の強い気持ちで、今の状況と戦ってくれるに違いない」

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