ホンダ・チーム・アジア 2017MotoGP第9戦ドイツGP 予選レポート
ドイツGPの予選で鳥羽が7列目を獲得
アティラプワパは9列目から決勝に臨む
2017年7月1日(土)
Rd.09 ドイツGP
ザクセンリンク・サーキット
コンディション:ドライ
気温:18℃ 路面:23℃
土曜日午後12時35分(日本時間午後7時35分)から40分間にわたって行われたドイツGPの予選で、Honda Team Asiaの鳥羽海渡が1分27秒731で20番手タイムを記録。前方グリッドの選手がグリッド降格のペナルティーを受けたことにより、明日の決勝は7列目の19番グリッドからスタートすることになりました。チームメートのナカリン・アティラプワパは、1分28秒113で予選27番手タイム。決勝レースは、9列目26番グリッドからのスタートとなります。
午前のFP3では、鳥羽とアティラプワパはコースの攻略とセットアップを着実に進め、昨日のタイムをそれぞれ0.334秒と1.390秒ずつ短縮しました。
午後の予選では、鳥羽がセッション中盤に好タイムを記録。これが予選自己ベストタイムとなりました。アティラプワパは、予選でもさらに午前のタイムを1秒以上短縮し、セッションごとに確実な進歩を見せています。
明日の日曜日は、午前8時40分(日本時間午後3時40分)から20分間のウォームアップ走行を実施。27周で争う決勝レースは、午前11時(日本時間午後6時)にスタートします。
鳥羽海渡(20番手 / 1’27.731 / +1.043)
「全体として非常にいいフィーリングで、今まで以上にコンスタントに走れています。タイムは接近しているので、明日は2~3周目のうちに順位を上げることができれば、トップグループには十分についていけると思います。その中で順位を上げて、今季ベストリザルトを目指したいです」
ナカリン・アティラプワパ(27番手 / 1’28.113 / +1.425)
「昨日の朝から今日の予選まで、毎セッション確実に1秒ずつラップタイムを更新してきました。予選では、最後のタイムアタックに出るときにチームが『200%の力でがんばれ』と送り出してくれたので、全力で走れました。明日は、スタートを決めてグループについて行き、ポイント圏内を目指します」
岡田忠之 チーム監督
「鳥羽は予選のグリッドが20番手になりましたが、フィーリングよく走れているので、明日はポイント獲得を狙っていいレースを戦ってくれると期待しています。ナカリンは着実にコース攻略を進め、最後は鳥羽に近いタイムで終えることができました。彼はレースで強さを発揮するタイプなので、明日は可能な限り上位を目指してほしいです」