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投稿日: 2017.09.11 11:15

MotoGP:ヤマハ 2017年第13戦サンマリノGP レースレポート


MotoGP | MotoGP:ヤマハ 2017年第13戦サンマリノGP レースレポート

Rd.13 9月10日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:第13戦サンマリノGP
■開催日:2017年9月10日(日)3日目決勝結果
■開催地:ミサノ/イタリア(4.226km)
■コースコンディション:ウェット
■気温:18度 ■路面温度:19度
■PP:M・ビニャーレス(1分32秒439/ヤマハ)
■FL:M・マルケス(1分47秒069/ホンダ)

REPORT

激しい雨に果敢に挑んだビニャーレスが4位獲得

 Movistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスは、ウエット・コンディションに苦しみながらも4位でチェッカー。貴重な13ポイントを手中にした。

 昨日までとは一転、雨に濡れたミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリのグリッドには緊張感が広がっていた。しかしMovistar Yamaha MotoGPのM・ビニャーレスは終始、冷静さをキープし4位を獲得した。

 慎重なスタートで4位につけてタイヤが暖まるのを待っていたが、この間にもマシンが激しく揺さぶられ、難しいコンディションがビニャーレスに警告を与える。そして3ラップ目にはD・ペトルッチに先行されて5位に後退した。

 多くの左コーナーでリアグリップに苦しみながらも少しずつペースを上げてゆき、各セクションで限界を探る。この間、次々に自己ベストを更新する一方で、後方から近づくライバルたちにも気を配らなければならず、C・クラッチロー、J・ミラーと一時、バトルを展開する。

 しかし、クラッチローが転倒し、また7ラップ目にはトップを走っていたJ・ロレンソが転倒したため、ビニャーレスは再び4位に浮上した。これでリズムを取り戻すと着々と後続を引き離し、差を2秒非常に広げて単独走行した。最後まで追撃の手を緩めることはなかったが、表彰台には届かず、4位でチェッカーを受けた。トップとの差は16.559秒だった。

 この結果、ビニャーレスはランキング3位をキープし、トップタイのふたりにわずか16ポイント差。ロッシはビニャーレスから26ポイント遅れてランキング4位をキープした。Movistar Yamaha MotoGPはチーム・ランキングで2位につけてトップとの差は9ポイント。

 コンストラクターズ・ランキングではヤマハが、トップに5ポイント差の2位につけている。

 次回、第14戦は9月22日~24日、モーターランド・アラゴンで開催される。

フォルガーが9位獲得。ザルコは15位

 Monster Yamaha Tech3のJ・フォルガーは、難しいコンディションと戦いながら最後まで懸命に走り抜いた。グリッド16位、5列目からのスタートだったが、1ラップ目にふたつ上げ、その後は自分のペースを守って着々と挽回し、9位でチェッカーを受けた。

ジョナス・フォルガー(YAMAHA)

 その一方で、フォルガーのチームメイトのJ・ザルコは最終ラップで不運に見舞われた。グリッド6番手からハイペースをキープして順調に走行を続けていたが、最終ラップ、7番手走行中に燃料を使い切ってストップ。そのあとはマシンを押してゴールまでたどり着き15位となった。


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