更新日: 2017.10.14 09:43
MotoGP:野左根、ノリックと父親から「チャンスをもらったのかも」/日本GP初日日本人コメント
■Moto2クラス:中上貴晶(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア)
中上がMoto2クラスライダーとしてもてぎを走るのは今年が最後だ。ファンはもちろん中上の優勝に期待をかけるが、初日はタイムが上がらず2分7秒312。総合16番手となった。
「予報通り雨の一日になって、特にFP2は短いセッションのなかでコンディションが少しずつ変化したこともあり転倒者も多かったです。自分も危ないシーンが何度かありましたが、転倒せず無事1日目を終えることができてほっとしています」
「まだウエットでのレベルが自分の望んでいる段階にまでいっていません。攻めきれていないというのが結果に出ていますが、問題を抱えているなかで着実に前進していますし、フィーリングは良くなっています」
「(問題を抱えている箇所は)フロントです。ブレーキングの安定性は悪くないのですが、一次旋回でのフロントのフィーリングがいまひとついい感じに攻められていないんです」
「土曜日は曇りで日曜日は雨になる予報なので、ウエットだとコンディションが常に変化するので、変化にしっかりと対応していきたいと思います」
■Moto3クラス:鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)
Moto3ルーキーの鳥羽は世界選手権ライダーとしてもてぎを走るのは今回が初。初日は転倒もあり、タイムも伸び悩んだ。
「FP1はコースインしてすぐに転倒してしまいました。タイヤも冷えていて、(自分の)気合も入りすぎてしまっていたので、自分のミスです。転倒後すぐにピットに戻って直してもらい走り出しのですが、リヤのフィーリングがとても悪く、進入から立ち上がりにかけて攻めることができませんでした」
「FP2ではいろいろと考え、セッティングを大きく変更する方向にしました。走りだしは悪くなく、進入でのリヤのフィーリングが少しずつ戻ってきたのですが、立ち上がりで悪い部分が多いのでそれを明日改善していく必要があります。チームメイトと自分のデータを比べるとライディングスタイルでリカバリーできる箇所もあるので、明日はそこを直してセッティングをしていく予定です。方向性はFP2でだいぶ見えてきました」
「明日の天気がわからないのですが雨のレースになると思うので、雨のセッティングをもっと詰めていかないといけないです。自分のライディングも詰めていかないといけないので、問題はいっぱいありますが今は抜け出しているところです」