MotoGP:ホンダ 2017年第15戦日本GP レースレポート
コメント
マルク・マルケス(MotoGP 2位)
「100%の力を出せるよう、最終ラップの最終コーナーまで戦い続けました。今日のレースは、チャンピオンシップを争っている2人による、優勝をかけたすばらしい戦いでした。今日はコース上に水が多く、またそのほかの理由からも、予想していたよりも少し苦戦してしまいました。プッシュしつつもスムーズなレースをしようとしましたが、レース中ずっと、アンドレアがとても速かったです」
「最終ラップに入ったときには、少しだけ前にいることができましたが、8コーナーでミスをして、パスされてしまいました。アンドレアが前に行ってからは非常に強いブレーキングをしていたので、彼に合わせていくことができませんでした。最終コーナーでもう一度パスを試みたのですが、成功しませんでした。アンドレアは今日、信じられないようなレースをして優勝しましたが、彼がこのサーキットでとても速いことは分かっていたので、自分たちの結果には満足しています。ポイントも獲得でき、ファンの前でいいレースができたので、よかったと思います」
ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
「難しい一日でした。いいレースをできるすばらしい機会があっただけに、非常に残念です。FP1から昨日にかけてはとても改良ができていたのですが、今日のレース中に、リアタイヤに起きたことについてはまだよく分かっていません。レースの始めの方で、リアタイヤがスピンしてトラクションを失い、ストレートでスロットルを開けることができませんでした。この状況がずっと続いて、レース中盤を過ぎるとさらに悪化していきました」
「マシンを改善するためにできることはすべて試したのですが、その状況ではほとんど乗ることもできない状況でした。多くのタイムをロスしてしまい、ポイント圏外になったときに、転倒するよりもリタイアすることを選びました。路面に水が多かったので、リアタイヤにエクストラソフトを使うことについては問題がなかったと思いますし、実際にペトルッチは同じ選択をして表彰台を獲得しています。今回のデータをミシュランと一緒に検討して、同じことが起こらないようにしたいです」