ドビジオーゾは開始8分すぎにトップタイムを記録。その後、2回目のアタックが始まると、ポル・エスパルガロがファステストを更新する。終了目前のアタックではバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップタイムを記録するが、その背後につけていたドビジオーゾが最後に逆転、今シーズン初、2015年の開幕戦カタール以来となる、MotoGPクラス通算4回目のポールポジションを獲得した。
2番手に1分45秒961でロッシ、3番手に1分46秒312でスコット・レディング(プラマック)が続き、レディングはMotoGPクラスベストグリッド、初フロントロウを獲得。
マルケスは転倒直後にコースサイドにいたカメラマンのスクーターを借りて、自ら運転してピットに戻り、セッション終盤にマシンを乗り換えてアタック再開、最後のアタックラップで1分46秒430をマークして4番手を確保した。
5番手に1分46秒568でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)、6番手に1分46秒828でエルナンデスが続き、ポル・エスパルガロが1分46秒997で7番手に。
8番手に1分47秒118でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、9番手に1分47秒567でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、10番手に1分47秒601でダニロ・ペトルッチ(プラマック)の順となった。
ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は1分47秒897で11番手と今シーズンワーストグリッド。ビニャーレスも転倒後、マシンを乗り換えてアタックを継続したが、1分48秒415で12番手に終わった。