
記者から苦労した改善点を問われると「一番悩んだ点はポルにペナルティを受けさせないことですね」と会場を沸かせると、それを受けたエスパロガロは「今年は同じことを繰り返さないように気をつけるよ!」と、恥ずかしそうに手を顔でおおって返答した一幕もあった。

YARTは今年、ヤマハのもう一つのファクトリーチームとも言える体制だ。元MotoGPライダーのパークスは、「ヤマハに感謝している。僕自身4回目の8耐が楽しみだ。若い二人のライダーと組むことも初めてで楽しみ。その中で優勝を目指す」とチームを引っ張る存在。
藤田と野左根は、全日本ロードレースのJSB1000クラスではヤマハのユースチームであるヤマルーブで戦っている。3回目の8耐となる藤田は「こういった体制で参戦できるのは初めてで楽しみ。外国人と組むのも初めてで楽しみだが、うまくコミュニケーションを取っていきたい」と話せば、今年8耐初参戦の野左根は「3人で力を合わせて、笑顔でレースを終えられるように頑張る。応援よろしくお願いします」と語った。
三重県の鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8耐。39回目を迎える今年は、7月31日(日)に決勝が行なわれる。中須賀は「ファンのみんなには現地に来て青い旗を振ってもらい、僕らはその応援を力にかえて、表彰台のてっぺんにのぼりたい」とアピールした。