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 ザルコは18時22分に1分54秒306、18時24分に1分54秒029と2周連続でファステストを更新。残り1時間半でザルコのタイムを上回る者は現れず、MotoGP昇格後初めて最終日トップ、3日間総合トップでテストを終えた。

 ザルコは19時19分すぎから17周のロングランにも取り組み、1分56秒台でコンスタントに周回を重ね、トータル53周を周回したが、最後に行なわれたウエットテストには参加しなかった。

 2番手に1分54秒276でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続いた。ロッシはトータル49周を回り、42周目となる19時28分に1分54秒276を記録して2番手に浮上。3日間総合でも2番手で終え、ウエットテストでも3番手につけた。

 3番手に1分54秒331でドビジオーゾ。ドビジオーゾはトータル50周を回り、34周目に自己ベストを記録。19時すぎから12周の連続ラップも行ない、3日間総合でも3番手となったが、ウエットテストには出走しなかった。

 クラッチローは57周を回り、29周目に記録した1分54秒457で4番手。3日間総合でも4番手で終え、ウエットテストでも4番手でテストを完了。初日トップのマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は40周を回り、38周目に記録した1分54秒471で5番手に。3日間総合5番手、ウエットテスト7番手でテストを終了した。

 マルク・マルケス(ホンダ)は最終日最多の75周を周回、19時すぎには11周の連続ラップにも取り組み、セッション終了間際の19時47分に記録した1分54秒591で6番手。3日間総合でも6番手、ウエットテストは5番手となった。

 7番手に1分54秒650でアレックス・リンス(スズキ)、8番手に1分54秒659でペトルッチが続き、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は63周を回り、43周目に記録した1分54秒692で9番手。10番手に1分54秒749でジャック・ミラー(ドゥカティ)が続いた。

 ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分54秒774で11番手。フランコ・モルビデリ(ホンダ)が1分55秒132でルーキートップの12番手。

 2日目を欠場したポル・エスパルガロ(KTM)は最終日に復帰、1分55秒489で19番手となった。

 中上貴晶(ホンダ)は40周を回ったが、転倒を喫したこともあり1分55秒763で21番手に留まった。中上は3日間総合では2日目の1分55秒539がベストとなり、21番手でテストを終え、ウエットテストには出走しなかった。

 2日目トップのアンドレア・イアンノーネ(スズキ)は体調不良により、最終日は出走しなかった。

 これでMotoGPクラスのシーズンオフテストは全て終了。カタールで開催される再来週の開幕戦を迎えることになる。

 今年のカタールGPは、昨年までの4日制から3日制に変更。決勝レースのスタート時間が各クラス2時間ずつ繰り上げられ、MotoGPクラスの決勝は3月18日(日)現地時間19時スタート予定となっている。

 以下、MotoGPカタールオフィシャルテスト3日目の順位結果と総合結果、ウエットテスト結果。

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