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【2位:マルク・マルケス(FL/3回)】

マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム
マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム

 チャンピオンのマルケスは第3戦アメリカズGP、第12戦イギリスGP、第13戦サンマリノGPの3レースでファステストラップを記録した。

 この内、マシントラブルでリタイアに終わったイギリスGPを除き、アメリカズGP、サンマリノGPでは優勝。得意のオースティン(アメリカズGP)では独走優勝。ウエットの難しいコンディションとなったミサノ(サンマリノGP)では最終ラップにトップに立つと、一気にファステストを記録して優勝した。

 マルケスは全18戦中13戦で決勝ベストラップトップ5圏内につけている。

【1位:マーベリック・ビニャーレス、ヨハン・ザルコ(FL/4回)】

開幕戦で強さを見せたマーベリック・ビニャーレス
開幕戦で強さを見せたマーベリック・ビニャーレス

 ビニャーレスは第2戦アルゼンチンGP、第5戦フランスGP、第6戦イタリアGP、第10戦チェコGPと計4回決勝ファステストラップを記録。この内、アルゼンチンGP、フランスGPで優勝しており、イタリアGPで2位、チェコGPでは3位に入賞している。

 2017年は開幕2連勝と好調なスタートを切ったビニャーレスだったが、ヨーロッパラウンドに入ってからは路面グリップの悪いコース、路面温度の高いセッションなどで苦戦を強いられた。

 フランスGP以降は勝利することができず、ランキング3位となったが、ファステストラップ獲得回数ではトップを記録。18戦中9戦で決勝ベストラップトップ5圏内に入った。

ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3
ヨハン・ザルコ/モンスター・ヤマハ・テック3

 ビニャーレスと同じ4回のファステストラップを記録し同率1位となったのはMotoGPルーキーのザルコ。ザルコはMotoGPデビューとなった開幕戦カタールGP決勝でトップを走る活躍を見せ、最終的に転倒リタイアに終わったものの、MotoGP初ファステストラップを記録した。

 その後、第11戦オーストリアGP、第16戦オーストラリアGP、第18戦バレンシアGPと計4回ファステストラップを記録。全18戦中9戦で決勝ベストラップトップ5圏内につけた。

 2018年シーズンのMotoGPは3月16日からカタール・ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。今シーズンの決勝中は誰が最速タイムを出してくるのだろうか。別の視点でMotoGPを観戦してもおもしろいだろう。

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