マルケス同様、ペドロサもロサイル・インターナショナル・サーキットを苦手としています。そのサーキットで好スタートからトップグループに加わり、ウインターテストの成果を感じさせました。結果は期待したものではありませんでしたが、次戦アルゼンチンGPに向けて手応えのあるレースとなりました。
予選14番手から決勝に挑んだフランコ・モルビデリ(エストレージャ・ガルシア・0.0・マーク・VDS)がルーキー勢トップの12位でフィニッシュしました。
好スタートを切ったモルビデリは、オープニングラップ12番手につけると、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ジャック・ミラー(ドゥカティ)、ティト・ラバト(ドゥカティ)らとグループを形成しました。
ウインターテストでは、MotoGPマシンの攻略にやや苦戦したモルビデリでしたが、本番を迎え、大きな一歩を刻みました。
トーマス・ルティ(エストレージャ・ガルシア・0.0・マーク・VDS)は16位。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は、予選23番手から追い上げて17位でフィニッシュしました。
ライダーコメント
マルク・マルケス(MotoGP 2位)
「なんというレースでしょう。このサーキットはカレンダーの中でもっとも苦戦する一つなので、2位でフィニッシュすることができてとてもうれしいです。プレシーズンテストで、期待していたことが分かりました」
「レースではハードフロントタイヤを選択しました。左コーナーで少し苦しみましたが、ミディアムではレースを完走できなかったと思います。最終コーナーでドビ(アンドレア・ドビジオーゾ)をパスしようとしましたが、彼に負かされてしまいました」
「正直そうなるんじゃないかと思っていましたが、それでもなにか方法がないかとトライしました。最後はドビの方が僕より持っているものがありました。彼にふさわしい勝利でした」
「スタートで彼が少し後ろにいましたが、彼が来るのを待っていました。彼の戦略は最後にプッシュすることだと分かっていたし、彼が(ヨハン)ザルコをパスしたとき、『さあ、行くぞ』と自分に言い聞かせました」
「彼についていき、もう少しではらんでしまうところでしたが、素晴らしいレース、素晴らしいショーになりました。一番うれしいことは今回ストレートで彼についていくことができたことです。これはとてもいいことです」
カル・クラッチロー(MotoGP 4位)
「うれしいです。今日の目標は表彰台に立つことでしたが、ポイント圏内でフィニッシュすることも、一つの目標でした。これは過去2年、達成できなかったことだからです」
「今年もチャンピオンシップは長いです。冬の間素晴らしい仕事をしてくれたLCRホンダ・カストロールチームに感謝したいです。Hondaとして、マニュファクチャラーとして、彼らはエンジンで最高の仕事をしてくれました」
「これでストレートでは、さらに戦闘的になりました。今日は表彰台のみんなを称賛したいです。彼らは素晴らしいレースをしました。そして楽しかったです。(ヨハン)ザルコの後ろについたとき、『輪ゴム』がはじけたように前の3人が離れてしまいました」
「彼をパスしたときに僕は彼らと同じようなペースでしたが、彼らに追いつくことはできませんでした。しかし、離れることもありませんでした。それが分かったとき、とにかく完走して13ポイント持ち帰ろうと決めました。次戦は過去にいい結果を残したアルゼンチンなので楽しみです」
