セッション残り15分。レッドブル・ホンダwith日本郵便の中上貴晶がタイムアタックを開始する。最終シケインで前方のライダーに引っ掛かりクリアラップが取れなかったものの、2分6秒127をマークする。
残り10分、前日の公式予選で2分5秒168のスーパーラップをたたき出したレイがアタックを開始。まずは2分5秒722とチームメイトが出したトップタイムを更新すると、残り3分でレイは再びコースインしてアタックを行う。ここで、レイは2分5秒403と自身のタイムを更新し、トップの座を盤石とした。
その後、レイのタイムを更新するチームは現れず、カワサキ・チームグリーンが堂々のポールポジション獲得。今回のセッションのなかで、2分5秒台をマークしたのはカワサキ・チームグリーンのふたりだけという、カワサキのふたりが速さを見せる形となった。

2番手にはレッドブル・ホンダwith日本郵便。以下、YAMAHA FACTORY RACING TEAM、MuSASHi RT HARC-PRO.Honda、ヨシムラ・スズキMOTULレーシング、S-PULSE DREAM RACING・IAI、au・テルル MotoUP RT、YART-YAMAHA、KYB MORIWAKI MOTUL RACING、Team SuP Dream Hondaの結果となった。
2018年の鈴鹿8耐のグリッド順がこれで決定した。決勝レースは明日29日、11時30分にスタートが予定されている。ただ、接近している台風によってタイムスケジュールが変わる可能性があるので、今後の情報には留意したい。