高橋巧|#33 Red Bull Honda with 日本郵便(2位)
「今日はスタート前に雨が降ってきたりとコンディションが安定せず、大変なレースでした。もうちょっと自分もハイペースで周回して、ここまでの差をつけられることなくバトンパスしたかったです。正直、今日のレースに関しては悔しい気持ちしかないので、なにを言っていいか分からないですね。前半の4時間のうち3時間半は走ったのですが、そのあとはチームメート2人に任せてしまったので、そういうところでももっと自分が引っ張っていければよかったなと思います。また来年挑戦できる機会があれば、もっとしっかりと準備をして、万全の体制で挑めるようにしたいです」

中上貴晶|Red Bull Honda with 日本郵便(2位)
「昨年は自分が転倒を招いてしまったので、今年はリベンジの年でした。ライダーは3人ともベストを尽くしたと思いますが、2位で負けてしまったので、悔しい気持ちの方が強いです。ただ、今年HRCが10年ぶりに復活したというのはいいことだと思います。また来年以降チャンスがあれば、打倒ヤマハを目指して戦いたいです」
パトリック・ジェイコブセン|#33 Red Bull Honda with 日本郵便(2位)
「正直言って、今日はかなり難しい一日でした。ウエットでのテストはほとんどできていなかったので、今日のようなコンディションでの走行は、僕にとっては未知の領域だったんです。HRCというファクトリーチームの一員として走ることへの緊張もあったと思います。本来はウエットは僕の得意なコンディションのはずなんですが、今日はいろいろな要因が重なってあまり自信が持てず、本来のポテンシャルを発揮できませんでした。ただ、ウエットでしっかり走りきってチェッカーライダーのタカ(中上貴晶)にバトンを渡せたのはよかったです。2人のチームメートはすばらしい仕事をしてくれました。鈴鹿8耐で表彰台を獲得できたのは僕にとって初めてなので、とてもうれしく思います」